藤倉大の最新作「ピアノ協奏曲第4番 : Akiko’s Piano」が8月に世界初演!
この世界初演を見据えて岩波ブックレット、芳根京子さん主演のドラマ放送も。

This concert will be live streaming on August 6 on youtube also available for 24 hours after the concert.
Scroll down for the detail!

Dai Fujikura’s latest work Akiko's Piano - Piano concerto No. 4 will have its world premiere in August in Hiroshima!
In conjunction with the premiere, a new book has been published and a documentary drama has been made, telling the story of the composition

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作曲家、藤倉大によるピアノ協奏曲第4番「Akiko's Piano」。
構想開始から3年経ったこの楽曲が、被爆75年の今年8月、いよいよ広島で世界初演されます。

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World Premiere of Dai Fujikura’s Akiko's Piano - Piano concerto No. 4 on August 5th and 6th in Hiroshima!
Three years since the concept was born, this concerto will have its world premiere in Hiroshima, commemorating the 75th year since the atomic bomb was dropped on 6th August in Hiroshima.

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被爆75年となる今年、8月5日と6日に広島にて世界初演される「藤倉大 : ピアノ協奏曲第4番 Akiko’s Piano」。演奏は下野竜也指揮 広島交響楽団、ソリストは広島出身の萩原麻未が務めます。
この作品のモデルとなったのは、広島に投下された原爆で命を落としたひとりの女性・河本明子さんと、原爆による爆風を受け、傷つきながらも奇跡的に残った"明子さんのピアノ"です。
構想開始から約3年。藤倉は、河本さんの日記や現存するピアノに実際に触れ、長時間にわたるリサーチを経て去年、ピアノ協奏曲として書き上げました。

なお、この「Akiko’s Piano」ピアノ協奏曲4番の世界初演にちなんで、岩波書店から「明子のピアノ 被爆をこえて奏で継ぐ」が出版されました。

それに加えて、今回放送が発表されたのは、藤倉の作品と同様、河本明子さんとそのピアノを題材としたドキュメンタリードラマ「Akiko’s Piano 被爆したピアノが奏でる和音(おと)」。
主演は「べっぴんさん」以来のNHKドラマ出演となる芳根京子さん。明子さんの在りし日の姿が、日記にもとづいたドキュメンタリーとドラマで描かれます。

藤倉の作品と同時に、この本、ドキュメンタリードラマもお楽しみいただくことで、よりこのストーリーを深くご理解いただけることと存じます。
どうぞ合わせてご注目ください!

(当初ソリストはマルタ・アルゲリッチの出演を予定しておりましたが、この度の新型コロナウイルス感染症の影響により、代役として萩原麻未が務めます。)

2020 marks the 75th anniversary of the atomic bombing, and the world premiere of Dai Fujikura’s Akiko’s Piano - Piano Concerto No. 4 will take place in Hiroshima on August 5 and 6 this year.
The performance will be conducted by Tatsuya Shimono, Hiroshima Symphony Orchestra, and Hiroshima born pianist Mami Hagiwara, as the soloist.

This work was inspired by the story of Akiko Kawamoto, a girl who lost her life to the atomic bomb in Hiroshima when she was 19 years old, and her piano, which was miraculously survived from the bomb.
It has been 3 years since the initial concept was born. Fujikura researched and read Akiko's (and her father’s) diaries and composed the work on Akiko’s Piano itself. The piano concerto was completed last year.

The book publisher Iwanami Shoten published Akiko's Piano: Playing Over the A-Bomb to accompany the world premiere of this concerto and celebrate the life of Akiko.

In addition to this, NHK has just announced that surrounding the world premiere of this concerto, there will be a documentary drama, called Akiko's Piano.

(This concerto is dedicated to, and was planned to be premiered by the pianist Martha Argerich, but due to the COVID situation, Ms. Argerich is unable to travel to Japan at this time, hence Mami Hagiwara will premiere this concerto.)

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「Akiko's Piano」の作曲者によるプログラムノートはここで読めます。You can read composer's programme note of "Akiko's Piano" here: 

programme note

ピアノ協奏曲4番「Akiko’s Piano」はMusic for Peaceの一環のプロジェクトです。この協奏曲は広島交響楽団のピース・アンド・ミュージック・アンバサダーのマルタ・アルゲリッチさんに献呈されています。Piano Concerto No.4 "Akiko's Piano" is a part of "Music for Peace" project. This concerto is dedicated to Hiroshima Symphony's Peace and Music ambassador, Martha Argerich.

This concert will be live streaming on August 6 on youtube : https://www.youtube.com/watch?v=8QSgJkVEeu4  also available  for 24 hours after the concert.

August 6th at 18:45 (Japan time) at Hiroshima Bunka Gakuen HBG Hall

Krzysztof Penderecki:
Chaconne from “Polish Requiem “  8 minutes

Dai Fujikura:
Piano Concerto no.4” Akiko’s Piano” (world premiere)  20 minutes

(intermission)15 minutes

Beethoven:
Cavatina from string quartet No. 13 ( string orchestra version )  10 minutes

Gustav Mahler:
Kindertotenlieder   30 minutes

J.S. Bach (Hideo Saito’s transcription):
Chaconne from Partita No.2   17 minutes

Poulenc:
a short piece as an encore  3 minutes

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 photo by Y. KOSEKI
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下野竜也+萩原麻未+藤倉大 LIVE トークセッション

「明子のピアノ」をめぐって:
藤倉大:Akiko's Piano(広島交響楽団委嘱世界初演の作曲者)

中村真人:明子のピアノ(岩波ブックレットの著者)

三木哲: テレビ「Akiko's Piano」の取材にも関わったディレクター

3者トークセッション!


「Akiko's Piano」ピアノ協奏曲4番の作曲過程は、ここの連載で読むことができます(登録後、無料で読むことができます)

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© Marco Borggreve

<萩原 麻未 プロフィール>
2010年第65回ジュネーヴ国際コンクール〈ピアノ部門〉において、日本人として初めて優勝。年によって1位を出さないこの伝統あるコンクールでの8年ぶりの優勝となった。
 広島県出身。第27回パルマドーロ国際コンクールにて史上最年少の13歳で第1位。
 広島音楽高等学校を卒業後、文化庁海外新進芸術家派遣員としてフランスに留学。パリ国立高等音楽院及び同音楽院修士課程、パリ地方音楽院室内楽科、モーツァルテウム音楽院を卒業。
 現在、日本、フランスを中心に、スイス、ドイツ、イタリア、ベネズエラ、ベトナムなどでソリスト、室内楽奏者として演奏活動を行っている。これまでに、NHK響、大阪フィルといった国内主要オーケストラのほか、ジョナサン・ノットら数々の著名な指揮者とも共演。
 パスカル・ロフェ指揮/スイス・ロマンド管、フランス国立ロワール管、フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮/南西ドイツ放送響、リュウ・シャオチャ指揮/フィルハーモニア台湾、ディートリヒ・パレーデス指揮/エル・システマ・ユース・オーケストラ・オブ・カラカスなどとも共演を重ねている。
 また、スイスのグシュタード・ニューイヤー・フェスティバル、ジュラ・フェスティバル、フランスのペリグー・ノワール・フェスティバル、ラ・ロック・ダンテロン、ラ・フォル・ジュルネ(ナント/日本)等の様々な音楽祭に招かれる。
 近年では広島市民賞のほか、ひろしまフェニックス賞特別賞、ミュージックペンクラブ・新人賞、第13回ホテルオークラ音楽賞、第 22 回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞、第22回出光音楽賞、文化庁長官表彰(国際芸術部門)、第46回東燃ゼネラル音楽賞(奨励賞)など多数受賞。
 メディアでは「題名のない音楽会」「らららクラシック」「クラシック倶楽部」「名曲アルバム」等のテレビ、ラジオ番組にも多数出演している。

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© Alf Solbakken

<藤倉大 プロフィール>
世界で演奏される機会の最も多い作曲家の一人。ザルツブルク、ルツェルン、BBCプロムス等の音楽祭、欧米のトップ・オーケストラから国際共同委嘱を依頼され、ブーレーズ、エトヴェシュ、ドゥダメル、ムローヴァ、ケラス、小菅優らが作品を初演・演奏している。ヴェネツィア・ビエンナーレ音楽部門銀獅子賞、芸術選奨音楽部門文部科学大臣新人賞、アイヴァー・ノヴェロ賞等受賞多数。オペラの国際的評価も高く2015年に《ソラリス》、18年に《黄金虫》を世界初演。現在3作目の世界初演等が控えている。録音はソニーミュージックや自身が主宰する音楽レーベルMinabel Recordsから、楽譜はリコルディ・ベルリンから出版されている。

なお、この「Akiko’s Piano」ピアノ協奏曲4番の世界初演にちなんで、岩波書店から「明子のピアノ 被爆をこえて奏で継ぐ」が出版されました。

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それに加えて、このピアノ協奏曲と同様に河本明子さんとそのピアノを題材としたドキュメンタリードラマ「Akiko’s Piano 被爆したピアノが奏でる和音(おと)」が8/15にNHKBSプレミアム・BS4Kにて放送されます。主演は女優の芳根京子さん。こちらも合わせてご注目ください!

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