藤倉大
プロデュース公演

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藤倉大のコメント:

今回はLFJでキュレートするのは2回目。今年のLFJのテーマは「旅」。旅先で作曲された作品や旅にちなんだ作品を選んで欲しい、と。だいたい作曲家というのは昔から旅の多い人生で、リハーサルに立ち会ったりなどで旅行が自然に多い。考えてみたら音楽史上全曲「旅」に何らかの関わりのある音楽かもしれない。まず最初に、「もう当たり前過ぎてLFJのスタッフたちはこの曲は選曲しているだろう」と、子供の時に汽車に乗って旅した事がアイデアになっていて「旅そのもの」の音楽、スティーヴ ライヒの「ディファレント トレインズ」を提案したら、まだ誰も考えてなかったです、と言われてビックリ。これ以外に「旅そのもの」の音楽なんて世の中にあるのかな?
僕の作品「サイレント シーキング ソレス」は長年コラボしてるこの作品の詩人がトルコから初演場所であるザルツブルグまで車で移動して、その経験もバックグラウンドにあるという詩を元に書かれた歌。笹久保伸くんと共同作曲したアルバム「マナヤチャナ」からのトラック「プユ」は笹久保くんの人生そのものがペルーと秩父との「旅」と言ってもいいような要素が詰まった作品だと思ったので、選びました。

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